構えとは、武道における基本姿勢・準備姿勢を指し、合気道だけでなく他の武術でも重要視されます。
半身構え(一重)や無構えなど、状況に応じて使い分けるさまざまな形が存在します。
このページでは、それぞれの構えの本質や目的、体軸や重心の置き方、技や体捌きへの応用について解説します。
合気道をベースにしつつ、武術全般に通じる構えの理合いを学んでいきましょう。
背筋をピンと伸ばす一般的な姿勢は武道では力みや居着きの原因となり技がかからず、バランスが崩れる理由を解説しています。
全身で均等に体を支え重心を安定させる姿勢に変えることで、無駄な力みが減り相手を楽に崩せるようになると伝えています。
半身は片足や肩を前に出す見た目ではなく、体軸を片側に置く状態そのもので、これができれば重心が安定し少ない力で相手を崩せると説明しています。
現代では形だけの足さばきが重視され半身の本質が忘れられているため、稽古の質を高めるには半身を見直してもいいのかなと。
背筋を伸ばす「良い姿勢」は軍隊式が起源で武道には不向きであり、力みを生んで動きが鈍る理由を歴史的背景と共に解説しています。重心が偏らず脱力した姿勢こそが技をかけやすく、記事では自分の姿勢をチェックする検査法と改善のポイントを紹介しています。
半身は体を斜めに構えることだけでなく体軸が片側にある状態を指し、外見の構えとは違う内面的な状態だと説明します。
動きの中でも半身を維持すると軸がぶれず安定した状態を保てるため、半身を会得すれば技の成功が決まりやすくなります。