合気道の稽古を「形(かた)」「体」「意識」「精神」という4つの段階に分けて考えています。
このページでは、自分が合気道の稽古を通じて経験した各段階で押さえておきたいポイントや、上達のコツをまとめています。
初心者の方は基礎を固めるために、経験者の方は技の質を高めるヒントとなれば幸いです。
自主稽古の方法や心構えにも触れています。
一人稽古の効果と具体的なメニューを紹介し、独習によって上達が加速する経験を共有します。
継続するコツや日常に取り入れる方法も提示しています。
「形・体・意識・心」という4つの稽古段階を紹介し、それぞれの目的やコツを筆者の経験を交えて説明しています。全体像を知りたい方や、自分の練習の順序を見直したい方に役立つ?内容です。
時間の経過で覚える技は道場で稽古を重ねることで型が綺麗になり、演武で見栄えは良くなるものの、抵抗されると技がかからないという限界があります。
稽古の質を高めて、力の出し方や姿勢・重心、意識の使い方をかえた技は、自分より大きな相手にも技がかかるようになるという経験です。
この質を高める稽古こそ本来の合気道であり、心身の使い方を磨くことで「柔よく剛を制す」という合気の境地に近づけると考えています。
この記事では、合気道の稽古で「危ないから怪我をしないように」と過剰に安全を強調する風潮に疑問を呈しています。
筋トレや学習と同じで、成長には適度な負荷が必要です。
お互いに高い基準で真剣に稽古する姿勢こそが本来の合気道ではないか、という筆者のわがままが語られています。
受け身を柔らかくして相手に合わせる稽古は上達に繋がらないのは筆者自身の経験です。
受け身が上手くなると怪我は減りますが、本気の稽古こそ技を磨く近道だと述べています。
合気道と書道に共通する五段階の学びを通して、芸道同士の共通点と相互の学びを紹介します。
基礎から感覚を磨く過程が似ており、お互いの気づきを稽古に活かせると提案しています。
形稽古や「やらせ演技」だけでは実戦に通用する技は身につかないという意見です。
抵抗のある稽古で技の効きを試す重要性を強調しています。
技を途中で止める習慣は上達の妨げであり、最後までやり切ることで初めて技の流れや効果を体得できると述べています。
完遂することで手応えを確認し、技の精度を高められます。
「結び」という概念の誤解を正し、相手との一体感を生み出す本来の意味と練習方法を解説します。
単に手を合わせるのではなく、具体的な練習で正しく身につけるべきだと示しています。
上達のコツとして目標設定と課題の明確化が重要だとアドバイスします。
具体的な目標設定が稽古の質を高め、上達を早めると経験を交えて伝えています。
達人になれない理由を分析し、身体操作の改善と一人稽古で稽古の質を高めることを提案します。
体の使い方を変えたり独習を工夫することで停滞を突破できると示しています。
合気道の上達を初級・中級・上級に分け、それぞれの目安と課題を整理しています。
自分の現在地と次に取り組むべき稽古を確認する手助けになるはず。
上達しない原因を掘り下げ、稽古の質と設計を見直すことで壁を越えられると説明します。
技術だけでなく進め方を変える重要性を強調しています。
指導者の段階や力量に差があることを踏まえ、上達を左右する先生選びのポイントを紹介します。
自分に合った師匠を見極めることが上達の鍵になると述べています。
現代の合気道では「痛いのは嫌だ」「倒されたくない」と稽古の厳しさを避ける人が増え、握手程度の力で形だけの稽古をする風潮が広がっています。
昔のようにしっかり掴んで抵抗し合う稽古に戻り、試合がないからこそ稽古を真剣勝負としてとらえると、合気道が上手くなるのでは。